さちんのこころ

過去と今と

急展開

返事はすぐに帰ってきました



「久しぶり~。元気にしてる?」



そこから簡単な近況報告


彼が、私たちの土地を何年も前に離れていることを知りました

そして、時々出張で帰ってきてることも



「せっかくだからお茶しよう」


そう言ってくれた彼の言葉に

いけないとわかりつつもドキドキします



旦那様が病気なのに

なにもないけど男性と会うのはダメな気がして

旦那様に報告しました


タカさんのことを話だけですが、旦那様は知っていたから



「さちんが行きたいならいいよ。息抜きしておいで」



「いいの?」



「ああ。俺はもうさちんの相手してあげられ無いし、こうやって話してくれてるから大丈夫でしょ?」



旦那様の病状はひどく、こんな穏やかな事もあれば

逃げ出したくなるように罵倒されることもありました


本心で無いにしろ、いい人見つけろよといってみたり…


この頃の私は、もう誰かに頼りたくて

仕方なかったんです